オーエス、今期経常を一転7％増益に上方修正、配当も7.5円増額

　オーエス <9637> [東証２] が1月23日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。20年1月期の連結経常利益を従来予想の5億7000万円→8億円(前期は7億4800万円)に40.4％上方修正し、一転して7.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5800万円→2億8800万円(前年同期は4億5200万円)に5.0倍増額し、減益率が87.2％減→36.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→32.5円(前期は25円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年１月期通期連結及び個別業績予想について、映画事業において年間を通じ大ヒット作品に恵まれたことに加え、不動産賃貸・販売事業が堅調に推移したことなどにより、売上高及び各利益が当初計画を上回る見込みとなりましたので、上記のとおり修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

　　 当社は、経営体質の強化と将来の事業展開に必要な内部留保に配慮し、業績を勘案しながら、安定配当を継続して実施することを基本方針としております。　 当期の業績につきましては、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見込みであり、財務状態等を総合的に勘案した結果、これまでご支援いただきました株主の皆様へ感謝の意を表し、2020年１月期の期末配当金において、１株当たり７円50銭の特別配当を実施することといたします。　 これにより、2020年１月期の期末配当金は、普通配当12円50銭と合わせて１株当たり20円となる予定であります。　 なお、期末配当金につきましては、2020年４月下旬開催予定の第102回定時株主総会に付議する予定であります。