反落なら来週下げとなるか
東京市場は1ヶ月に渡り年初来高値圏での踊り場を形成しております。昨日からは若干、円高方向に向いているのですが、今日の東京市場はおかまいなしに小幅続伸。
日経平均は 54円高 23,354円
トピックスは 1.95ポイント高 1713.36ポイント
出来高は概算 10億5千万株で終わりました。
1ヶ月前、11月6日の日経平均の大引けは23,303円でしたから、1ヶ月間本当に底堅い動きです。来週はいよいよ先物12月限のSQを迎えます。今日の大引けから来週の展望です。
まず日経平均の変動レンジ
上限 23,730円
下限 22,650円
が計算されます。12月15日まではイベントが続きます。
まず
①今晩の米国の雇用統計を受けてダウ平均がどう動くか?
②来週のFOMCで連銀がどう動くか?
③そして誰もが注目の15日の米中の貿易協議がどの様な結果になるのか?
これらの事を考えると頭が痛くなって来ます。
例えば③の米中貿易協議ですが、これは相場の大分岐点になる事は明白ですが、
合意となった場合
内容にもよりますが、合意合意という事で上げて来た相場だけに材料出尽くしとなる事もあるでしょう。相場とは勝手なもので、下げても上げても後から材料はついて来ます。まずは今晩のニューヨーク市場に注目ですが、ダウ平均、反落となるなら来週の下げは大きくなります。
では御健闘を祈ります。