実需が見込まれる内需株が安定した株価パフォーマンスを実現
時価総額:475億円
PER:12.01倍
PBR: 1.25倍
言わずと知れた火災報知器の大手で、消化システムなども含めた防災、入退室管理システムなどの防犯セキュリティ、さらに4K/8K放送時代を前にテレビ共同受信機器を扱う情報通信システムの3事業展開。防災関連では能美防災に次ぐ2位で、総合警備大手のALSOK、独ボッシュなどと業務提携している。
業績面においては10/31に中間決算を発表し、消火設備や防犯設備が増収寄与、利益面は販管費の減少に伴って期初予想比で経常利益は80%超の上振れ着地となった。災害が多発する日本において消火設備の需要増は当然見込まれるが、来年の東京オリンピック開催を控える中、防犯セキュリティ需要も高まっていると考えられる。
株価は25日移動平均線を下値サポートの手がかりとしながら堅調な推移を辿っており、中長期トレンドは上昇転換したとみられる。需給面は良好とみられ上値を試しながら緩やかな上昇トレンドを維持するものと予想する。
12/12追記 日足はパーフェクトオーダーを描く。月足でも24月線を上抜けし、本格的な上昇トレンド入りか。