■注目銘柄:【売り】キヤノン(7751)
10月28日に決算を発表。デジカメ市場の需要減少が進んでいることや、プリンターの世界景気の減速から販売が厳しくなっており、今期業績予想を下方修正している。これを受け同社株は窓を開けて急落したが、直近は堅調な推移が続いている。
■テクニカル分析
11月14日は前日比0.68%マイナスの2998.5円で引けた。直近サポートラインとして機能していた5日移動平均線を下抜けており、この水準での買いは控えたいと判断した。
■事業概要
カメラ、事務機器大手。時価総額約4兆円。PER約23倍 PBR約1倍
■足もとの業績
直近発表の2019年12月期第3四半期決算では、売上高2兆6398億30百万円(前年同期比-8.8%)、営業利益1219億98百万円(同-49.9%)、純利益923億49百万円(同-49%)となっている。