ETF売買動向＝29日前引け、日興ＭＳコク、大和ＥＸ―Ｆが新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比35.5％増の922億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同34.6％増の838億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　日経２２５ <1369> 、上場インデックスファンド２２５ <1330> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦＪＰＸ日経４００ <1474> 、ダイワ機械上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1641> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　トピックス <1473> など51銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ダイワ４００インバースインデックス <1465> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> など15銘柄が新安値をつけた。

　日経平均株価が107円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金631億3500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金597億8900万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が89億1500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が33億1400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が23億3200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が15億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が10億6800万円の売買代金となった。

株探ニュース