株情報量と質どっちが大事?
ニューヨークダウは27025ドルで23ドル高で小じっかり。日経平均も40円高の22492円で終了。引き続き保有銘柄による格差拡大基調。
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10月17日(水)の日経平均は22451円と21円安で引けました。
年初来高値を更新した2日後の10月18日の動きはどうでしょうか?
先物は22時35分現在110円高で22570円と続伸基調。10/18も堅調な相場となりそうです。
引き続き、投資格差が広がっていく局面と言えましょう。
保有銘柄によって、かなり温度差が出ています。含み損を抱えたまま身動きが取れない状況は今は避けたいところ。
今のうちに保有銘柄の見直しをしておかれることがお薦め
ところで、株情報は質と量どっちが大事でしょうか?
今は、インターネットで株情報はあふれています。量だけを求めれば、いくらでも無料ベースで手に入ります。
今日の相場状況や今日上がった銘柄下がった銘柄、仕手株情報、ストップ高銘柄、IPO情報などなど株の情報には色んな情報があります。
今日上がっても明日は大きく下がるような銘柄も沢山ありますし、その日は魅力的に見えて、皆が殺到するような銘柄もあっという間に状況が変わって、下がり始める銘柄もあります。
それらの情報は玉石混淆で、資産を減らしてしまう情報も数多く含まれているのが実情です。量を求めれば必ずそうゆう危険な情報も含まれ実際資産が減ってしまう状況になったりします。
株情報は、信じると、実際に資金が動き出します。その後、資産が増えたとか減ったとか、結果が自ずと出てきます。どの情報で売り買いするのかによって、同じ資金でも、全く違う結果となります。将来の苦しみの種になったり、余裕のある生活の基盤にもなったりします。
量を求めても限られた資金で購入できる銘柄はわずかです(よほど回転を効かせない限り)。
あふれる情報の中から、どの銘柄を買うか?を取捨選択するのが、先ず難しいのが現実です。買いの情報は溢れていますが本当に今、買っておいた方が良い銘柄情報は一握りなのが現実だからです。
しかし購入時の取捨選択だけではありません。
購入した銘柄毎に管理の仕方が異なり、この情報が次は必要になります。
購入したその日から、色んな値動きをしてくるのが株だからその後の情報が最も重要なのです。
しかし、これだけ一杯、株情報は溢れているように見えても実は、購入後どう管理していけば良いかの情報を入手することは非常に難しいというか皆無に近いでしょう。
何故なら、銘柄と購入時期の組み合わせによって、その後の値動きは全てが違うからです。
A銘柄のAという日時の購入後は1週間で5%上昇、しかし、そこを天井にして、暴落した。
という場合は、1週間のうちに売却すべきという情報が必要になりますが、こうゆう情報はないものです。
他方、B銘柄のBという日時の購入後は1週間で10%下落、その後買値まで戻ったが、その後値動きはなくなった。
という場合は、戻りで売って、早めの銘柄入れ替えが必要という情報が必要になりますがこれもどこを探してもない情報です。
購入した銘柄毎に、
保有期間が異なり
いつまで保有すべきかという情報、
追加した方が良いという情報
上がってどのタイミングで売るかという情報、
ロスカットすべきか保有持続すべきかという情報、
他の銘柄が上がってきたら乗り換えた方が良いのかという情報
などなど
本当に資産を増やしていくのに必要不可欠な情報はこれだけ情報が溢れていてもどこにもないのです。
これらの情報こそ、最も重要な株情報です。
具体的に手元の100万円をどう動かして、どう増やしていくかという具体的な情報こそ最も重要でお客様にとっては最も必要な情報と言えるのではないでしょうか?
今含み損を抱えている方は、一つ一つの買い情報とその後の管理を変えていかれることでパフォーマンスも気持ちも大きく変わっていくのではないでしょうか?