決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ファストリ、セブン＆アイ、良品計画 (10月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月9日から10日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ローツェ <6323>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比51.8％増の42.1億円に拡大し、通期計画の59.9億円に対する進捗率は70.4％に達し、5年平均の44.0％も上回った。

★No.2　セブン＆アイ <3382>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比3.2％増の2032億円に伸びたが、通期計画の4145億円に対する進捗率は49.0％となり、5年平均の49.2％とほぼ同水準だった。

★No.4　ＳＨＩＦＴ <3697>
　19年8月期の連結経常利益は前の期比24.7％増の15.4億円に伸び、20年8月期も前期比55.4％増の24億円に拡大を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6323> ローツェ 　　　東１　　 +8.58 　 10/10　　上期　　　 51.82
<3382> セブン＆アイ 　東１　　 +6.34 　 10/10　　上期　　　　3.22
<9418> ＵＳＥＮＨＤ 　東１　　 +5.73 　 10/10　本決算　　　 14.89
<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東１　　 +5.23 　 10/10　本決算　　　 55.44
<2791> 大黒天 　　　　東１　　 +5.17 　 10/10　　　1Q　　　 45.90

<6264> マルマエ 　　　東１　　 +4.72 　 10/10　本決算　　　 32.70
<7453> 良品計画 　　　東１　　 +4.51 　 10/10　　上期　　　-16.12
<9740> ＣＳＰ 　　　　東１　　 +4.26 　 10/10　　上期　　　　7.98
<4530> 久光薬 　　　　東１　　 +3.59 　 10/10　　上期　　　-11.41
<6432> 竹内製作所 　　東１　　 +3.42 　 10/10　　上期　　　-19.58

<9983> ファストリ 　　東１　　 +3.18 　 10/10　本決算　　　　8.93
<9765> オオバ 　　　　東１　　 +3.11 　 10/10　　　1Q　　　　赤拡
<6289> 技研製 　　　　東１　　 +2.92 　 10/10　本決算　　　　2.06
<4668> 明光ネット 　　東１　　 +2.09 　 10/10　本決算　　　-11.38
<4433> ヒトコムＨＤ 　東１　　 +1.44 　 10/10　本決算　　　 12.67

<6489> 前沢工業 　　　東１　　 +1.12 　 10/10　　　1Q　　　　赤縮
<3048> ビックカメラ 　東１　　 +0.52 　 10/10　本決算　　　　3.98
<2735> ワッツ 　　　　東１　　 +0.50 　 10/10　本決算　　　 20.43
<3546> アレンザＨＤ 　東１　　 +0.38 　 10/10　　上期　　　 40.28

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース