焦点はこの一つです。
【来週の相場展望】
今日の東京市場の動きを見て、底堅いと見るか、ほとんど戻れないと見るかは人それぞれの意見の分かれる所でしょう。
昨日のニューヨークダウは、ザラ場335ドル安まで売り叩かれ、そこから利下げ期待という事で急反発。大引けは122ドル高とエレベーターの様な相場となりました。この動きを受けまして今日の東京市場、昨日の高安の間で終日もみ合い。
日経平均は 68円高 21,410円
トピックスは 4.03ポイント高 1572.90ポイント
出来高は概算 11億株で終わって参りました。
ニューヨークの昨日の乱高下はご存知の様に、又、経済指標の悪いものが発表された事です。本来ならば、ニューヨークダウ500ドル安位してもおかしくない材料なのですが、利下げという期待が上回ったという事なのでしょう。
しかし、株は経済の鏡と言われます。これだけ続けて何年振りという悪い数値が発表されている。ニューヨーク市場、もしかしたら大天井を打っている可能性すらあると言っても過言ではないでしょう。
まあ金あまりが全てと言って良い相場ですから、バブル相場であるならばまだ来年一杯は強い相場が続くと考える方が正解なのでしょう。私の相場観測法もそれを暗示しております。
今回、この10月で底を入れると思いますが、ニューヨークダウはまだ100ドル位下げると思われます。ただ一度、あと300ドル位戻ってから下げるのか、このまま下げて行くのか、焦点はこの一つです。
さて来週の日経平均の展望ですが、
まず変動レンジ
上限 21,820円
下限 20,400円
以上が計算されます。
まだ底入れの型は出ておりません。
セリングクライマックス的な動きが出るのを待つ。
では御健闘を祈ります。