早いもので10月相場がスタートしました。歴史的に10月相場は荒れやすいと言われています。本来9月の米株相場は最も弱いとされているわけですが、今年に限っては落ち着いた動き。それ故、その反動が一層この10月に起こるのでは?との見方が市場に広がっているようです。1929年の大恐慌、1987年のブラックマンデーがその代表例です。今年に限って言うと、10日に米中協議が再開されます。また、ここにきてトランプ大統領の弾劾、31日には英国がEU離脱のタイムリミットといったイベントが予定されています。
●年末までボラの低い展開か?
ただ、私はこのうだうだした相場が年末まで続くのではないかと考え始めています。現在の市場、世界的な金融緩和が進んでおり、各国は株式市場に対するPKO的な動きでサポートしている状態。結果としてファンダメンタルズ要素が反映されない相場つき(いびつなマーケット)となっています。そして何より、キャッシュポジション比率が高まっていることから、何らかのショック相場に対する備えがなされています。また、各市場を見ても、極端なポジションの偏りも見られていません。これまで「××ショック」と呼ばれる現象はそもそも市場が何の構えもせず、楽観的のムードが広がっている時に起こっているわけです。
恐らく、今月の米中貿易協議についても一気に問題解決に至るわけではなく(トランプ大統領としては来年の大統領選を有利に進めるために今後も事あるごとに道具として利用するのではないでしょうか)、また、Brexitについても英国単体の問題と捉え(多少はユーロにも影響が及ぶかもしれませんが)他の通貨ペアに対する影響は限定的なものにとどまるのではないかと考えているわけです。ドル円の年間高低差は10円割れでしたが、今年はさらにその高低差が縮まる(執筆時段階で7.94円)可能性があるかもしれません。
恐らく、今月の米中貿易協議についても一気に問題解決に至るわけではなく(トランプ大統領としては来年の大統領選を有利に進めるために今後も事あるごとに道具として利用するのではないでしょうか)、また、Brexitについても英国単体の問題と捉え(多少はユーロにも影響が及ぶかもしれませんが)他の通貨ペアに対する影響は限定的なものにとどまるのではないかと考えているわけです。ドル円の年間高低差は10円割れでしたが、今年はさらにその高低差が縮まる(執筆時段階で7.94円)可能性があるかもしれません。
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