ポンドドルは1.25ドル台前半 2月の追加利下げへの期待は高い=NY為替
きょうの為替市場はNY時間に入ってドル買いが優勢となっており、ポンドドルは1.25ドル台前半に値を落としている。しかし、対ユーロでは上昇している。1.25ドルは下値サポートとなっているようだが買い戻す動きもなく、チャート的にはもう一段の下落の可能性もありそうな気配となっている。
英中銀は今月の金融政策委員会(MPC)で利下げを見送ったが、市場では追加下げへの期待は根強い。早ければ次回2月の可能性も高く、短期金融市場では65%の確率で織り込んでいる状況。
ただ、利下げが実施されたとしても、恐らく全会一致ではなさそうだ。9名のうちディングラ、テイラー、ラムスデン各委員はすでに12月に利下げを求めており、2月も同様と思われる。ベイリー総裁は段階的な利下げを最も明確に主張しており、来年は4回の利下げが基本シナリオとなっていることから可能性は高い。他の委員も利下げに変更する可能性は十分にありそうだ。
しかし、少なくともタカ派の急先鋒であるマン委員は、インフレが鎮静化する明確な証拠が得られるまでは据え置きを主張しており、2025年の4回の利下げは積極的過ぎると警告していることから、姿勢に変更はなさそうだ。
GBP/USD 1.2520 GBP/JPY 197.01 EUR/GBP 0.8268
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
英中銀は今月の金融政策委員会(MPC)で利下げを見送ったが、市場では追加下げへの期待は根強い。早ければ次回2月の可能性も高く、短期金融市場では65%の確率で織り込んでいる状況。
ただ、利下げが実施されたとしても、恐らく全会一致ではなさそうだ。9名のうちディングラ、テイラー、ラムスデン各委員はすでに12月に利下げを求めており、2月も同様と思われる。ベイリー総裁は段階的な利下げを最も明確に主張しており、来年は4回の利下げが基本シナリオとなっていることから可能性は高い。他の委員も利下げに変更する可能性は十分にありそうだ。
しかし、少なくともタカ派の急先鋒であるマン委員は、インフレが鎮静化する明確な証拠が得られるまでは据え置きを主張しており、2025年の4回の利下げは積極的過ぎると警告していることから、姿勢に変更はなさそうだ。
GBP/USD 1.2520 GBP/JPY 197.01 EUR/GBP 0.8268
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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