高い進捗率が好感される
2019年7月期の営業利益予想は、441百万円(前期比38.2%増益)としているが、第3四半期業績では、累積営業利益が394百万円と、達成率を89.3%とし、高進捗率を見せている。
同社では、サーバー監視サービスや、マンガビューワーなど、新たなサービスや商品が伸びており、5月31日には、業績の上方修正を発表した(441百万円は、修正後の数値)。同社は数少ない7月決算銘柄として、第3四半期まで高い進捗率を上げている企業だと言える。
株価は、5月22日にベイビューアセットマネジメントが大量保有報告書を提出した時期、及び、第3四半期業績発表時には5000円台を推移したが、その後、材料出尽くし感などから株価は調整し、3600円近辺にまで下落した。その後一旦は反発したが、8月6日には再度同水準まで下落し、2番底を形成した形となり、株価は浮上している。前回反発局面の4500円までは10%程度の上昇が期待でき、さらに、今後の展開によっては5000円台の奪回も期待できるだろう。