ETF売買動向＝8日寄り付き、日経レバの売買代金は155億円と低調

　8日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比35.4％減の256億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同36.2％減の234億円となっている。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> が新高値。ダイワ金融上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1649> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が4.53％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が3.78％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は4.41％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.32％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が3円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金155億3400万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均273億3300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が48億4700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が9億1000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が6億4300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が4億5600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が3億6100万円の売買代金となっている。

株探ニュース