■7月23日(火)■コラム チャンスを逃した株式市場は我慢の時間帯か

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最新投稿日時:2019/07/23 08:43 - 「■7月23日(火)■コラム チャンスを逃した株式市場は我慢の時間帯か」(堀篤)

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■7月23日(火)■コラム チャンスを逃した株式市場は我慢の時間帯か

著者:堀篤
投稿:2019/07/23 08:43

上昇の芽を摘まれた東京市場

■上昇の芽を摘まれた東京市場

7月1日以降、日経平均は上昇のチャンスはあったものの、これを活かすことはできなかった。
その結果が、18日の下落につながり、短期的な上昇の望みは絶たれつつある。
週末、日経平均は420円高と健闘はしたが、昨日の動きを見ているとこの動きが続くとは考えにくく、当面、東京市場は冴えない動きとなるだろう。
 うまくいけば22000円に再度チャレンジする可能性は0ではないが、それよりも21000円の攻防となる可能性の方が高いだろう。先週木曜の安値20993円からの戻りが、21000円の支持線を再度意識させたことは大きいが、それでも反発のエネルギーは大きくない。買いに入るのは21000円近辺までの調整を待つべきだろう。
引き続き、慎重な銘柄選択が必要となる。


■懸念材料の払拭だけが期待材料

ピンチの裏にはチャンスがあるというが、もし東京市場が上昇するならば、それしか無いだろう。
いま、東京市場にはマイナス材料しか無いと言って良い状況だが、そのマイナス材料が緩和されれば、市場はそれを好感するはずだ。
厳しい戦いが予想される日米貿易交渉、中国の景気悪化、米国利下げ期待による円高、消費税増税に対する警戒感、日照不足による景気への影響。
これだけ「買わない」材料がそろうことも珍しいが、もしこれらの材料に好転が見えれば、株式市場の雰囲気は変わることもある。

 また、現状でも買える銘柄は開拓できる。輸入食材を扱う冷凍食品事業者は、円高メリットがある上に、日照不足も追い風になるだろう。また、人手不足・働き方改革、省コスト関連などは、周囲の環境に左右されにくく、タイミングを見て買うことができるだろう。
堀篤
日本マネジコ、東京スコットマネジメント代表取締役
配信元: 達人の予想

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