昨日のドル円は、108.84円で始まると、東京時間は仲値の買いなどで108.98円まで上昇となるが、その後は108.80円台に失速。ロンドン時間、パウエルFRB議長発言を控え、108.80円台から108.90円台で膠着。NY時間、パウエルFRB議長の米下院金融サービス委員会での証言原稿では「前回会合以降の不透明感が引き続き見通しを曇らせている」「貿易や世界経済の成長見通しに不透明感」「米景気拡大を支えるため適切に行動する用意がある」との見解が示されると、米利下げ観測から108.53円まで下落。質疑応答では、好調となった6月米雇用統計はFRBの見通しに影響はない。「米中通商問題では不確実性が完全に拭い去れない」などと述べ、ドル円は108.34円まで下落。
パウエルFRB議長米利下げ示唆で、ドル円失速。
パウエルFRB議長は、利下げを示唆。今回は、「米国金利利下げ→米国株上昇→通貨安」と教科書通りの動きとなった。しかし、米国株の上昇がドル円下落に対してブレーキともなっている感じだ。
テクニカル的には、109円をタッチすら出来ず失速。結局4/24の高値112.39円から6/25の安値106.77円に対して、戻り38.2%(108.91円)レベルを完全に超えることが出来なかった。米国利下げ観測継続となれば、ドル円は下向き再開か。
テクニカル的には、109円をタッチすら出来ず失速。結局4/24の高値112.39円から6/25の安値106.77円に対して、戻り38.2%(108.91円)レベルを完全に超えることが出来なかった。米国利下げ観測継続となれば、ドル円は下向き再開か。
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11/17 08:10
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