12日のマザーズ先物は前日比5.0pt高の902.0ptと4日続伸して終了し、5月31日以来約2週間ぶりに900pt台を回復した。高値は907.0pt、安値は891.0pt、取引高は2504枚。11日の米株式市場で、主要3指数が揃って売り優勢となったことを受け、マザーズ先物に対しても朝方は利食い売りがみられた。その後は、朝方発表された4月機械受注の改善を受け、マザーズ先物は節目の900ptを回復。一方、中国などアジア株が軟調な展開だったことが相場の重しとなり、指数インパクトの大きい銘柄や材料株に対する物色も限られ、日中取引終了時間にかけてのマザーズ先物への積極的な上値追いの動きは乏しかった。マザーズ市場の売買代金上位銘柄では、武田薬<4502>とAI翻訳で共同開発することを発表したロゼッタ<6182>や、NTT東日本がサーバー監視サービス「Mackerel」を採用したはてな<3930>が急伸した。
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