ETF売買動向＝10日寄り付き、日経レバの売買代金は203億円と活況

　10日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比93.1％増の354億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同109.6％増の339億円となっている。

　個別ではＵＢＳ　スイス株 <1391> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、上場インデックスファンドＪリート隔月分配型ミニ <2552> 、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が9.03％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が5.30％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.13％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> は3.23％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が249円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金203億3800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金141億8600万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFでは日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が60億8400万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が43億8200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が10億4800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が6億4900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が4億1100万円の売買代金となっている。

株探ニュース