日本株、これからどうなる?
自宅の書斎より、、、
「目先、6カ月で上がる確率は83%」
「目先、1カ月で上がる確率は70%」
という話を、連日してきました。
この根拠としては、
アメリカ個人投資家協会(AAII)が公開する、
「AAIIセンチメント調査」の結果が、
超弱気だったことがあります。
過去30年において、
「アメリカの個人投資家が弱気だと、
それから3カ月〜6カ月上がりやすい!」
というデータがあるんですよ。
それに、
日本株市場の傾向として、
「相場が上がると、翌日も上がりやすい!」
という傾向があります。
特に、週初めはこの傾向が強いです。
Journal of Banking & Financeに掲載された1989年の論文、
「A twist on the Monday effect in stock prices:
Evidence from the U.S. and foreign stock markets」
によると、
1930〜1981年の約52年分の米国株データを集計した結果、
「週末が強気相場だと、週明けも上がりやすい!」
という傾向が確認されたんですな。
先週末の6/7は相場が強かったんで、
週明けは買い時かもしれません。
とはいえ、、、
一点だけ、注意点があります。
それは、
「6/12までは、まだ暴落する可能性があるから、
しばらく油断しないほうが良い!」という話です。
世界最大規模の金融論文誌、
The Journal of Financeに掲載された論文、
「Stock Returns Over the FOMC Cycle」によると、
「FOMCから1、3、5週間目は株価が下がりやすい!」
というデータが得られました。
この現象は1994年以降、
20年以上続いているんですな。
ちなみに、
6/5(水)〜6/12(水)は、
「FOMCから5週間目」ですので、
ちょうど下落しやすい周期です。
仮に暴落があるとすれば、
この期間にあると考えられますんで、
念の為に注意しておいた方が良いかと。
一方、
この期間さえ過ぎてしまえば、
今度は「上がりやすい期間」が、
はじまると考えられます。
6/12〜6/19の1週間は、
お金を増やすチャンスです。
この期間は、リスクを取ってでも、
チャンスを掴みにいきたいところ。
もうしばらく、ゆっくり待ってから、
満を持してから買いに行く!
というのが、良いかと。
ここまでの話をまとめると、
◯米個人投資家が弱気、1カ月〜6カ月は上がりそう!
◯週末が強気だったから、週明けも上がりそう!
◯ただし、FOMCサイクル的には12日まで暴落に注意!
といったところかな。
もちろん、
「今すぐ買う」のも、
良い作戦だとおもいます。
僕自身、
先週末の水曜日に株を買って、
チキンになりつつも週末を持ち越しました。
これからチャンスが来ると思います。
5月は相場が大きく下がったので、
僕はとっても悔しい思いをしました。
この無念を晴らすべく、
準備万端で臨みます…!
- 中原良太
【現時点の投資スタンス】
超長期(5年〜10年):売り
長期(1年〜3年):中立
中期(3カ月〜6カ月):買い
短期(1週間〜1カ月):中立