まだ暴落の危機は去っていない…?(6月10日版)

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最新投稿日時:2019/06/08 21:50 - 「まだ暴落の危機は去っていない…?(6月10日版)」(中原良太)

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まだ暴落の危機は去っていない…?(6月10日版)

著者:中原良太
投稿:2019/06/08 21:50

日本株、これからどうなる?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

「目先、6カ月で上がる確率は83%」
「目先、1カ月で上がる確率は70%」

という話を、連日してきました。

この根拠としては、

アメリカ個人投資家協会(AAII)が公開する、
「AAIIセンチメント調査」の結果が、
超弱気だったことがあります。

過去30年において、
「アメリカの個人投資家が弱気だと、
それから3カ月〜6カ月上がりやすい!」
というデータがあるんですよ。

それに、

日本株市場の傾向として、
「相場が上がると、翌日も上がりやすい!」
という傾向があります。

特に、週初めはこの傾向が強いです。

Journal of Banking & Financeに掲載された1989年の論文、
「A twist on the Monday effect in stock prices:
Evidence from the U.S. and foreign stock markets」
によると、

1930〜1981年の約52年分の米国株データを集計した結果、
「週末が強気相場だと、週明けも上がりやすい!」
という傾向が確認されたんですな。

先週末の6/7は相場が強かったんで、
週明けは買い時かもしれません。

とはいえ、、、

一点だけ、注意点があります。

それは、

「6/12までは、まだ暴落する可能性があるから、
しばらく油断しないほうが良い!」という話です。

世界最大規模の金融論文誌、
The Journal of Financeに掲載された論文、

「Stock Returns Over the FOMC Cycle」によると、
「FOMCから1、3、5週間目は株価が下がりやすい!」
というデータが得られました。

この現象は1994年以降、
20年以上続いているんですな。

ちなみに、

6/5(水)〜6/12(水)は、
「FOMCから5週間目」ですので、
ちょうど下落しやすい周期です。

仮に暴落があるとすれば、
この期間にあると考えられますんで、
念の為に注意しておいた方が良いかと。

一方、

この期間さえ過ぎてしまえば、
今度は「上がりやすい期間」が、
はじまると考えられます。

6/12〜6/19の1週間は、
お金を増やすチャンスです。

この期間は、リスクを取ってでも、
チャンスを掴みにいきたいところ。

もうしばらく、ゆっくり待ってから、
満を持してから買いに行く!
というのが、良いかと。

ここまでの話をまとめると、

◯米個人投資家が弱気、1カ月〜6カ月は上がりそう!
◯週末が強気だったから、週明けも上がりそう!
◯ただし、FOMCサイクル的には12日まで暴落に注意!
といったところかな。

もちろん、
「今すぐ買う」のも、
良い作戦だとおもいます。

僕自身、

先週末の水曜日に株を買って、
チキンになりつつも週末を持ち越しました。
これからチャンスが来ると思います。

5月は相場が大きく下がったので、
僕はとっても悔しい思いをしました。

この無念を晴らすべく、
準備万端で臨みます…!

- 中原良太

【現時点の投資スタンス】
超長期(5年〜10年):売り
長期(1年〜3年):中立
中期(3カ月〜6カ月):買い
短期(1週間〜1カ月):中立
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想

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