ETF売買動向＝4日前引け、野村外国債Ｈ、ｉＳＩＧ債Ｈが新高値

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比28.3％減の857億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.0％減の784億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> が新高値。ＮＥＸＴ　食品 <1617> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> 、ＥＴＦＳ　天然ガス上場投資信託 <1689> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が6.00％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> は3.65％安、ＥＴＦＳ　アルミニウム上場投資信託 <1692> は3.49％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が85円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金466億1700万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均753億円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が198億2900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が40億1200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が24億4000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億8600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が10億8800万円の売買代金となった。

株探ニュース