戻り売りの好機か
このように米中貿易関連の報道に日々振らされておりますが、根本的な問題解決には向かっていないだけに、この上昇局面はリスクオフの巻き戻しだと考えることができます。もちもんショートポジションが踏まれて上昇する展開も十分あるシナリオですが、このままドル円が上がり続けるようなことはないように思えます。また、現在マーケットは「リスクオン」となっていますが、米中の報道合戦でこれまでの状況を整理すると次の相場は「リスクオフ」方向になる可能性が高そうです。
テクニカル面でも下落トレンドが始まった4月24日高値112.40円から5月13日の安値109.02円の半値戻しとなる110.70円。また、昨日きれいに上値を抑えた21日移動平均線の差し掛かる110.62円付近を頼りに110.60-70あたりでは戻りを狙うのも面白そうです。