トヨタは売り買い交錯、為替の円安好感も日米首脳会談に警戒感
トヨタ自動車<7203.T>は強弱観対立のなかも、やや買いが先行している。前週末の米国株市場では米中摩擦懸念を背景にNYダウなど主要指数は反落したが、発表された米経済指標はコンセンサスを上回ったことで、外国為替市場では1ドル=110円台に入るなど円安に振れている。輸出株のなかでも特に為替感応度の高い自動車セクターには追い風材料となっている。ただ、今週末にトランプ米大統領が来日し日米首脳会談が予定されており、これに伴う自動車関税引き上げや為替の円高誘導への思惑などに対する警戒感が買い手控え材料として意識されている。
出所:minkabuPRESS
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