今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、日経平均株価や時間外のNYダウ先物の下げに連れて一時109.30円台に小緩みました。ただ、その後は下げ渋っており、弱含みのもみ合い商状となっています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

5/16（木）
16:30　プラートECB専務理事、講演
17:15　バイトマン独連銀総裁、講演
18:00　ユーロ圏3月貿易収支
21:30　カナダ3月証券投資
21:30　カナダ3月製造業出荷
21:30☆米4月住宅着工件数
21:30　米4月建設許可件数
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30　米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30　デギンドスECB副総裁、講演
23:00　クオールズFRB副議長、議会に出席
25:05　カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
25:15　ブレイナードFRB理事、講演
26:30　ハスケル英MPC委員、講演
27:00　クーレECB理事、講演
27:00☆メキシコ中銀、政策金利発表
-----　ユーロ圏財務相会合（ブリュッセル）

5/17（金）
07:45 NZ1-3月期生産者物価指数

※☆は特に注目の材料

自動車関税の延期や中国・ファーウェイへの部品輸出禁止など、市場は米国のトランプ政権に振り回される展開が続いています。なお、一部の統計によるとトランプ米大統領のツイートは日本時間20時-23時に多く見られ、全ツイートの30％がこの時間帯に発信されているそうです。NY市場では経済指標や金融政策当局者の発言より、大統領の不規則発言を気にしておいたほうが良いのかもしれません。