ケミファ、今期経常は54％減益、前期配当増額も今期減配

　日本ケミファ <4539> が5月13日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比10.8％減の15.1億円になり、20年3月期も前期比53.7％減の7億円に大きく落ち込む見通しとなった。5期連続減益になる。

　同時に、前期の年間配当を75円→100円(前の期は100円)に増額し、今期は前期比25円減の75円に減配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は1.2億円の黒字(前年同期は1.2億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の0.3％→2.1％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要政策の一つとして位置付けており、経営全般の効率化による収益力の向上と財務体質の強化を図るとともに、安定的な配当を行うことを基本としております。　この方針のもと、当期の期末配当金につきましては、2019年3月期の業績等を勘案し、下記のとおり増配を予定させていただきます。　なお、本件につきましては2019年6月21日開催予定の定時株主総会に付議する予定です。