ドル円は1カ月半ぶりの110円を割れ
トランプ大統領の対中関税発言がどこまで本気なのか全くわからないだけに、マーケットは最悪のシナリオを織り込みに行っています。実際にVIX恐怖指数も急上昇しており、節目の20に接近するなど、リスク資産が安全な通貨に向かいやすく、やはり円高に警戒しておく必要がありそうです。
テクニカルな観点からも考えても一目均衡表の雲下限を割れたことで地合いは弱く、あしもとでは3月25日の安値109.71円がターゲットとなるでしょう。仮に同水準を割り込むと節目の109円まで大きなサポートが見当たらないだけに注意したいところです。