ETF売買動向＝8日前引け、日経３００Ｆ、日興米債ヘ無が新高値

　8日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.2％増の1422億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.1％増の1333億円だった。

　個別では日経３００上場投信 <1319> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> が新高値。ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ダイワ電力・ガス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1644> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ野村株主還元７０ <2529> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が6.51％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> は8.53％安、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は6.10％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.21％安、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> は4.17％安、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸ高配当４０指数 <1651> は3.63％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が339円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金829億4400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金722億3800万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が246億700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が55億9400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が46億9800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が36億4800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が17億3800万円の売買代金となった。

株探ニュース