２２日の株式相場見通し＝売り買い拮抗で日経平均株価はもちあい推移

　２２日の東京株式市場は、２７日からの１０連休を目前にして、長期休場期間中の海外市場の変動に対応が不可能なことへの警戒感から、持ち高調整の利益確定売りが見込まれる。一方で、外国為替市場で１ドル＝１１１円台後半で円相場が安定推移していることは買い支援材料となりそうだ。従って売り買いが拮抗する展開で、日経平均株価はもちあい推移となりそうだ。２２日早朝の東京外国為替市場では、１ドル＝１１１円９０銭台での推移となっている。

　日程面では、安倍首相が欧州４カ国（フランス、イタリア、スロバキア、ベルギー）と米国・カナダを訪問（２２～２９日）に出発に注目。海外では、米３月の中古住宅販売件数が焦点となる。（冨田康夫）

出所：minkabuPRESS