イベント控え、「嵐の前の静けさ」…!?

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最新投稿日時:2019/04/09 10:30 - 「イベント控え、「嵐の前の静けさ」…!?」(武市佳史)

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イベント控え、「嵐の前の静けさ」…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/04/09 10:30

◆下押しするも、大きくは崩れず…

※ご注意:予想期間は4月10日と表示されていますが、本日(4月9日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


一時“年初来高値更新”を見せた日経平均でしたが、“株高の連鎖”はストップ…。
このためドル円も“利益確定売り”に押され、NYタイム序盤には“111.284円”へと下押しました。

一方「サウジアラムコ(サウジアラビアの国営石油企業)の大型起債(100億ドル規模)」から来る“需給悪化への思惑”を背景に、米10年国債利回りは“2.52%台”へ上昇…。
“200日移動平均線(昨日は111.489円)”への収斂圧力も健在であり、大きくは崩れることはありませんでした。

◆本日も「膠着が基本」

本日は「主だったイベントが不在」、一方で明日は「主要イベント盛り沢山(ECB理事会/EU首脳会議/FOMC議事録)」というスケジュール感を考えれば、本日も「膠着が基本」と見るのが自然ということになります。
「積極的なポジション構築」は手控えられる可能性が高く、「方向感が定まらない」を地で往く展開が想定されるからです。

こういう時は「流動性低下⇒新興国通貨への仕掛け」には注意をしておく必要があり、明日のEU首脳会議に向けた「Brexitのヘッドライン」にも警戒をしておく必要があると見られます。
それでも「(ドルそのものに)大きな変化はない」と見られる中、昨日の下落で「ポジション調整はある程度こなした」…?

「膠着が基本」ながらも「大きくは崩れない」を前提にして、引き続き「押し目買い」を狙いたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:112.016(200週移動平均線、大台)
上値4:111.918(3/6高値、3/15高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:111.821(4/5高値)
上値2:111.727(4/8高値、ピボット1sレジスタンス)
上値1:111.617(+1σ、週足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:111.494(200日移動平均線)
下値1:111.284(4/8安値、ピボット1stサポート)
下値2:111.208(4/3安値、50週移動平均線)
下値3:111.072(20日移動平均線)
下値4:111.013(3/25~4/5の38.2%押し、大台、ピボット2ndサポート)
下値5:110.956(100日移動平均線、日足・一目均衡表基準線/転換線、週足・一目均衡表転換線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

10:56 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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