3月から続いた調整に一巡感、出直りついでに75日線をブレイク
時価総額:157.99億円
PER:23.76倍
PBR: 4.21倍
1976年設立のソフト開発の分野では古い歴史を持つ企業で、宮城県仙台市に開発センターを構える。NTTデータや日立製作所、三菱UFJ銀行など大企業向けのシステム開発で信頼を勝ち取り、技術力は折り紙つき。サイバーセキュリティをはじめIoT、スマートグリッド、地図情報システムなど多彩で旬なテーマ性を持ち合わせる。
社会システムをはじめとする次世代通信5G等の通信分野や、電力・ガス等のエネルギー分野で活躍し、先進インダストリー事業で自動運転や医療・介護、キャッシュレス化などを推進する開発にも積極参加している。
株価は3月の調整局面を経て、再び出直り反発の兆しが感じられる。テクニカルの一目均衡表では三役好転はまだ達成されておらず、見切り発車とはなるが安値を逃したくない場合はリスクテイクしていくほかない。直近で改正サイバーセキュリティ基本法の施行に伴い、政府の新組織サイバーセキュリティ協議会が発足した。内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)肝入りの枠組みでもあることから、テーマ性を意識した物色資金の流入にも期待。