ETF売買動向＝1日大引け、全銘柄の合計売買代金2724億円

　1日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比75.2％増の2724億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同76.1％増の2591億円だった。

　個別ではＪＰＸ日経４００ブル２倍上場投信（レバレッジ） <1467> 、ＡＢＦ汎アジア債券インデックス・ファンド <1349> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資指数 <1484> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　トピックス <1473> 、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> など54銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、日経平均ベア上場投信 <1580> 、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（１０％） <1574> など20銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではダイワエネルギー資源上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1635> が3.52％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.30％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.19％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.22％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が303円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1706億2700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1356億4900万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が450億5400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が123億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が85億3100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が49億6600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が33億1800万円の売買代金となった。

株探ニュース