ドル円、底堅い。

マーケットコンディション

先週末のドル円は、110.60円で始まると、東京時間は、実需の買いや日経平均株価の堅調を受け110.92円まで上昇。ロンドン時間、時間外の米10年債利回りが低下し110.50円台まで下押しとなるが、その後は110.70円台まで買い戻された。NY時間、米中貿易協議の進展期待から米株が上昇すると、ドル円は110.94円まで上昇。1月米PCE・2月米個人所得・1月米PCEコアデフレーター・3月米シカゴ購買部協会景気指数は予想を下回り、2月米新築住宅販売件数・3月米消費者態度指数は予想を上回る結果となったがマーケットの反応は限定的となり110.81円でクローズをむかえた。

ドル円、底堅い。

ドル円は、月末（日本の年度末）底堅さを見せた。材料的には実需がらみの買いとはいえ、110円台後半まで上昇し、現時点で111円台を回復している。
テクニカル的には、112.13円から109.70円の下げ幅に対し戻り50％が110.91円となり、「半値戻し」に成功。次は戻り61.8％の111.20円レベルがポイントとなり、上抜けると上昇トレンド復活となるかもしれない。