■業績見通し
2019年6月期の業績予想についてビューティ花壇<3041>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比8.7%増の6,110百万円、営業利益を同7.0%増の179百万円、経常利益を同0.5%増の167百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同46.3%増の112百万円と増収増益を見込んでいる。
売上高は、すべての事業が伸長する計画となっている。特に、主力の「生花祭壇事業」が積極的な拠点展開等により順調に拡大するとともに、回復基調にある「生花卸売事業」も新規顧客獲得やフューネラル主要品目の取扱拡大等により伸長する見通しである。また、「ブライダル装花事業」についても、前期に実施した種まき効果の顕在化により業績回復を見込んでいる。「その他の事業」は、前期に開始した葬儀関連の飲食事業(セレモニーサービス)の寄与を含め、各事業が堅調に推移する想定のようだ。
利益面でも、増収により増益を確保するものの、新規出店等に伴う初期費用(先行費用)等により利益率は若干低下する想定となっている。
なお、通期予想の達成のためには、下期の売上高3,156百万円(前年同期比10.7%増)、営業利益197百万円(同34.5%増)が必要となる。弊社では、事業特性上、同社の業績は下期偏重となる傾向があること、「生花祭壇事業」が低価格戦略や新規拠点開設により好調に推移していること、「生花卸売事業」においても事業拡大に向けた体制が確立してきたことから、売上高予想の達成は可能であるとみている。一方、利益予想についても、一時的な外部要因により上期は下振れたものの、コスト削減に向けた取り組み(労務比率の改善や業務効率化の進展等)に一定の成果が出てきていることから、下期での挽回は可能であると判断している。また、花門フラワーゲートの連結化の実現とそのタイミングによっては、業績が上振れる可能性があることにも注意が必要である※。
※予定どおり2019年5月に連結化が実現すれば、1~2ヶ月分の業績寄与(上乗せ)が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<RF>
2019年6月期の業績予想についてビューティ花壇<3041>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比8.7%増の6,110百万円、営業利益を同7.0%増の179百万円、経常利益を同0.5%増の167百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同46.3%増の112百万円と増収増益を見込んでいる。
売上高は、すべての事業が伸長する計画となっている。特に、主力の「生花祭壇事業」が積極的な拠点展開等により順調に拡大するとともに、回復基調にある「生花卸売事業」も新規顧客獲得やフューネラル主要品目の取扱拡大等により伸長する見通しである。また、「ブライダル装花事業」についても、前期に実施した種まき効果の顕在化により業績回復を見込んでいる。「その他の事業」は、前期に開始した葬儀関連の飲食事業(セレモニーサービス)の寄与を含め、各事業が堅調に推移する想定のようだ。
利益面でも、増収により増益を確保するものの、新規出店等に伴う初期費用(先行費用)等により利益率は若干低下する想定となっている。
なお、通期予想の達成のためには、下期の売上高3,156百万円(前年同期比10.7%増)、営業利益197百万円(同34.5%増)が必要となる。弊社では、事業特性上、同社の業績は下期偏重となる傾向があること、「生花祭壇事業」が低価格戦略や新規拠点開設により好調に推移していること、「生花卸売事業」においても事業拡大に向けた体制が確立してきたことから、売上高予想の達成は可能であるとみている。一方、利益予想についても、一時的な外部要因により上期は下振れたものの、コスト削減に向けた取り組み(労務比率の改善や業務効率化の進展等)に一定の成果が出てきていることから、下期での挽回は可能であると判断している。また、花門フラワーゲートの連結化の実現とそのタイミングによっては、業績が上振れる可能性があることにも注意が必要である※。
※予定どおり2019年5月に連結化が実現すれば、1~2ヶ月分の業績寄与(上乗せ)が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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