―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 ピープル <7865>
19年1月期の連結経常利益は前の期比8.7%減の4.2億円に減り、3期連続減益となった。
▲No.4 エイケン工業 <7265>
19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.1%減の1.1億円に減り、11-4月期(上期)計画の2.5億円に対する進捗率は46.6%となり、5年平均の47.1%とほぼ同水準だった。
▲No.6 ダイサン <4750>
19年4月期第3四半期累計(18年5月-19年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.3%減の3.7億円に減り、通期計画の6.5億円に対する進捗率は56.5%にとどまり、5年平均の74.5%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3854> アイル 東2 -9.52 3/ 6 上期 66.67
<7865> ピープル JQ -6.87 3/ 1 本決算 -
<6267> ゼネラルパ JQ -6.78 3/ 4 上期 450.00
<7265> エイケン工業 JQ -3.55 3/ 4 1Q -7.09
<2438> アスカネット 東M -2.46 3/ 6 3Q 14.89
<4750> ダイサン 東2 -0.78 3/ 1 3Q -28.29
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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