本日は「一服（横ばい、幾分下押し）」…！？

◆111円ラインに到達

※ご注意：予想期間は2月15日と表示されていますが、本日（2月14日）の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「株高の連鎖」に「強めの米CPIコア（前年比＋2.2％）」、さらに「米政府機関・閉鎖回避への思惑」まで重なったことで、ドル円は“111円ライン”に到達しました。
その後は“利益確定売り”から伸び悩んでいますが、“下値の堅さ”も健在といった様相を見せています。

◆“もう一段の上値追い”も期待されるが…？

注目の攻防戦は“買い方に軍配”が上がり、“売り方はより苦しい”が顕著になった印象が否めません。
目標と見られる“200日移動平均線（本日は111.287円）”には届いていませんので、“もう一段の上値追い”は期待されるところです。

ただ連日記しているように、ドル買いを促す要因には“先行き不透明感”が付き纏っています。
さらに本日は「株高の連鎖」に黄信号が灯りやすく（日経平均は2日で800円超の上昇、そろそろ利益確定売りが…？）、「米国債の利払い/償還」を翌日（15日）に控えるスケジュール感でもあります。
この局面で「短期筋は無理をするか…？」

「大きく崩れる」は想定していませんし、“売り方がより苦しい”も変わらないと見ますが、本日に関しては「一服（横ばい、幾分下押し）」と見て対峙したいところです。
「大きな魚を取り逃がす」ことになるかもしれませんが…？

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5：111.534（20週移動平均線）
上値4：111.457（12/21高値、12/26高値、ピボット2ndレジスタンス）
上値3：111.336（12/27高値、200日移動平均線）
上値2：111.228（ピボット1sレジスタンス）
上値1：111.050（2/13高値）
前営業日終値：110.999（大台）
下値1：110.789（100週移動平均線、20月移動平均線）
下値2：110.574（月足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stサポート）
下値3：110.415（2/13安値、50週移動平均線）
下値4：110.336（2/12安値、50日移動平均線）
下値5：110.241（日足・一目均衡表転換線）

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析！マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:29 ドル円　抵抗・支持ライン追加

更新履歴

• 02月14日11:29 11:29 ドル円　抵抗・支持ライン追加