本日も“動意づく”は難しい…?

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最新投稿日時:2019/01/22 10:25 - 「本日も“動意づく”は難しい…?」(武市佳史)

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本日も“動意づく”は難しい…?

著者:武市佳史
投稿:2019/01/22 10:25

◆“上値は重い”が、“下値も堅い”… - 小動きに終始

※ご注意:予想期間は1月23日と表示されていますが、本日(1月22日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


Brexitを巡る代替案が提出されたことからポンドが買い戻される場面が見られたものの、それ以外は概ね小動きに留まりました。
伸び悩んだ日経平均に引っ張られたドル円は“109.47円”へと押し戻される場面こそ見られたものの、米国休場(キング牧師誕生日)の影響もあり、その後は“109.60円”水準を挟んだ小動きに終始しています。

◆いずれのイベントも力不足 - 本日も“動意づく”は難しい…?

本日は“英雇用統計/独ZEW景況感調査/米中古住宅販売件数”と予定されていますが、「イベントとしては一段落ちる」といわざるを得ないところがあります。
また“ブラックアウト期間”に入ったことで、「米金融政策関連発言は皆無」と見るのが自然です。
さらに“トランプ米大統領/メイ英首相/マクロン仏大統領不参加”ということもあり、本日より開催の「ダボス会議への注目度も高くありません」。

オーダー状況を見ると、“109.80-110.00円のドル売りオーダー”が分厚い反面、“109.50-30円のドル買いオーダー”も膨らみつつあります。
引き続き「戻り売りではなく、押し目買い」とは考えますが、“米中通商協議に向けた進展”あるいは“日経平均/上海株の大きな動意” でも見られない限り「本日も小動き(膠着)を強いられる」と見ておく必要がありそうです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.574(月足・一目均衡表先行スパン上限)
上値4:110.248(50週移動平均線)
上値3:110.042(週足・一目均衡表先行スパン上限、大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:109.891(1/18高値、週足・一目均衡表基準線、※12/26~1/3の76.4%戻し水準、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:109.761(1/21高値、ピボット1sレジスタンス)
前営業日終値:109.663(週足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:109.561(週足・一目均衡表転換線)
下値2:109.472(1/21安値、ピボット1stサポート)
下値3:109.304(日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
下値4:109.197(20日移動平均線、ピボットローブレイクアウト)
下値5:109.057(1/18安値、1/10~1/18の38.2%押し、大台)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

10:54 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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