午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利はゼロ%に低下
16日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。朝方は軟調な場面もあったが、株価が下げに転じたあとは買いが優勢だった。
15日の米債券相場が小幅下落した流れを引き継ぎ、債券先物は売り先行でスタートした。ただ、英議会下院で欧州連合(EU)離脱案が否決され先行き不透明感が強まっていることから下値は限定的で、続伸して始まった日経平均株価が軟化すると債券にリスク回避目的の買いが流入した。午後は、この日に実施された5年債入札が順調な結果となったことが好感され、債券先物は一時152円64銭まで上昇。現物債市場では、新発10年債の利回りがゼロ%と8日以来の水準に低下した。なお、5年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)がゼロ銭と前回(18年12月13日)の2銭から縮小し、応札倍率は5.15倍と前回の3.84倍を上回った。
この日の先物3月限は152円48銭で始まり、高値は152円64銭、安値は152円46銭、終値は前日比8銭高の152円59銭。出来高は3兆6762億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%低下の0.000%、20年債が同0.005%低下の0.460%、30年債が同0.005%低下の0.690%だった。
出所:minkabuPRESS
15日の米債券相場が小幅下落した流れを引き継ぎ、債券先物は売り先行でスタートした。ただ、英議会下院で欧州連合(EU)離脱案が否決され先行き不透明感が強まっていることから下値は限定的で、続伸して始まった日経平均株価が軟化すると債券にリスク回避目的の買いが流入した。午後は、この日に実施された5年債入札が順調な結果となったことが好感され、債券先物は一時152円64銭まで上昇。現物債市場では、新発10年債の利回りがゼロ%と8日以来の水準に低下した。なお、5年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)がゼロ銭と前回(18年12月13日)の2銭から縮小し、応札倍率は5.15倍と前回の3.84倍を上回った。
この日の先物3月限は152円48銭で始まり、高値は152円64銭、安値は152円46銭、終値は前日比8銭高の152円59銭。出来高は3兆6762億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%低下の0.000%、20年債が同0.005%低下の0.460%、30年債が同0.005%低下の0.690%だった。
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