“分水嶺”はクリア - 次は“109円”トライ…!?

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2019/01/08 10:57 - 「“分水嶺”はクリア - 次は“109円”トライ…!?」(武市佳史)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

“分水嶺”はクリア - 次は“109円”トライ…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/01/08 10:57

◆“揺れ動き”に終始

※ご注意:予想期間は1月9日と表示されていますが、本日(1月8日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「米中通商協議(次官級)を見極めたい」というムードが漂う中、昨日は“買い戻しへの調整”が入りました。
これに「パウエル米FRB議長のハト派発言」を背景にした“金利のドル売り”も加わり、ドル円を押し下げました。

一方で前記ハト派発言は“株価堅調”に機能しており、これに“サウジアラビアの輸出削減計画(原油続伸)”も重なっています。
“リスク選好の円売り”が期待される局面でもあり、“ドル売り⇔円売り”で綱引きとなったドル円は“108円台での揺れ動き”に終始しています。

◆ただし“下値を切り上げ”、“パニックも収まった”…?

“3日高値(108.790円)”にはドル売りオーダーが分厚く並んでいると聞き及びますので、本日も“上値が重い”を強いられるかもしれません。
もしかしたら“再び押し戻される”という場面もあるかもしれませんが、しかし昨日記した“フラッシュ・クラッシュのスタート地点(108.50-60円)”は「終値ベースで上回って」きました。
着実に“下値を切り上げて”いる可能性は高く、少なくとも“パニックは収まった(さらなる深堀りは疑問)”と考えることは可能といえます。

NYダウ続伸を背景にして、本日は「日経平均がしっかりと2万円台で推移」すると見られます。
これが足元の“ドル売り⇔円売り”に及ぼす影響を鑑みながら…、
そして“米中通商協議の行方”を見守りながら…、
「109円ラインに突っかける」といった展開を期待したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.683(週足・一目均衡表先行スパン下限/転換線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.453(日足・一目均衡表基準線)
上値3:109.211(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:108.994(12/26~1/3の61.8%戻し、ピボット1sレジスタンス、大台)
上値1:108.831(1/3高値)
前営業日終値:108.692
下値1:108.466(1/7安値後の38.2%押し)
下値2:108.381(1/7安値後の50%押し)
下値3:108.248(日足・一目均衡表転換線、1/7安値後の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:108.017(1/7安値、大台)
下値5:107.757(ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:35 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ