ETF売買動向＝12日前引け、Ｊ４百ベア、大和電力ガスが新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比15.3％減の1406億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同15.7％減の1340億円だった。

　個別ではＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ダイワ電力・ガス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1644> 、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が新高値。ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> 、ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　インドブル <2046> が3.62％高、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> が3.48％高、ダイワ上場投信東証電気機器株価指数 <1610> が3.11％高、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> が3.07％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が398円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金885億6600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1109億9100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が241億9500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が66億3500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が43億4300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が40億3900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が19億3500万円の売買代金となった。

株探ニュース