ETF売買動向＝4日大引け、全銘柄の合計売買代金3079億円

　4日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.3％増の3079億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同16.1％増の2931億円だった。

　個別では上場ファンドＪリート <1345> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> が新高値。ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.63％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.52％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は4.23％安、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> は4.00％安、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> は3.38％安、ＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> は3.30％安、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は3.27％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が538円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2026億900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1273億3700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が378億9000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が164億5000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が111億200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が61億8400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が47億2300万円の売買代金となった。

株探ニュース