家庭用小麦粉値上げ
時価総額:7076億円
PER:30.67倍
PBR: 1.68倍
【上期経常は8%増益で着地】
10月29日に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.8%増の168億円に伸び、通期計画の320億円に対する進捗率は52.5%に達し、5年平均の46.1%も上回った。
【長期ビジョン「NNI“Compass for the Future”」を策定】
人口動態、環境や食資源の問題、健康、食の多様化と安全性に対する意識の高まり、更なるグローバル化や技術革新等、同社を取り巻く環境は大きな変革期を迎えつつある。これらの変化を踏まえて、強みを最大限に活かしリスクを克服し事業機会に変えていくことを念頭に置ている。また原料となる輸入小麦の政府売り渡し価格が10月から引き上げられたほか、物流費や包材費などが上昇したために来年1月4日出荷分から家庭用小麦粉などを値上げすると発表している。家庭用小麦粉は約1~3%、天ぷらやお好み焼きなどに使う家庭用ミックスは約2~3%の値上げとなる。ちなみに昭和産業もすでに家庭用小麦粉などの値上げを発表している。
製粉業界首位、製粉ベースで国内シェア約35%。小麦粉や調理用粉、パスタ、乾麺、冷凍食品などでも有力。
(11/27現在)