ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金3731億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比40.2％減の3731億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同40.7％減の3514億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> 、東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> 、ダイワ自動車・輸送機上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1639> 、ダイワ電機・精密上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1642> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　インドブル <2046> が6.49％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が5.84％高、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が5.57％高、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が5.47％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が4.97％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は7.02％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.94％安、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は3.32％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が103円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2544億5800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2167億8600万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が419億9500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が138億5300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が131億7700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が55億4000万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が46億5600万円の売買代金となった。

株探ニュース