三桜工が4カ月ぶり800円台回復、全固体電池分野の商機拡大に思惑膨らむ
三桜工業<6584.T>は上昇基調を一段と強め一時39円高の820円まで上値を伸ばす場面があった。同社の800円台回復は5月16日以来約4カ月ぶり。同社は世界的に需要拡大傾向にあり、電気自動車(EV)向け動力源としても実用化が期待される全固体電池分野への展開に注力している。今月11日に、独自技術で全固体電池分野開発を手掛ける米コロラド大学発のベンチャー企業ソリッド・パワーに出資したことを発表、これが株高の原動力となっている。全固体電池は現行のリチウムイオン電池の電解液の部分を固体材料に変え、すべての部材を固体化された電池。発火リスクの解消やコンパクト化で優位性を持ち、電気貯蔵能力にも優れ、EVの航続距離延長や長寿命化を実現する次世代2次電池として期待されている。そのなかソリッド・パワーは昨年12月にBMWとパートナーシップ契約を結び、EV用全固体電池の開発を進めており、今回の三桜工の出資は同分野における収益機会につながるものとして、投機筋の食指を動かしている。
出所:minkabuPRESS
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