ドル売り・円売り ドル円は112円台半ばまで上値追い=NY為替前半
きょうのNY為替市場はドル売り・円売りの動きが強まる中、ドル円はロンドンフィキシングにかけて買いが加速した。朝方はドル売りが優勢となり112.05円付近まで下落し112円割れを試す動きも見られた。しかし、112円台が維持される中、ダウ平均が最高値を更新するなど米株式市場が力強い動きを続けていることからドル円は買い戻しが出ている模様。米国債利回りは朝方の上げを失っており、ドル買いのフォローもないが、株高・円安の動きがドル円を押し上げているようだ。
米中貿易問題はエスカレートしているものの、経済への影響は思ったほどではないのではとの楽観的な見方も市場には広がっている。
ドル円はストップを巻き込んで一気に112.50円水準の突破を試す動きが見られている。112.50円を超えてくると中間期末に絡んだ日本の輸出企業の売りオーダーも大量に観測されている。その売りを吸収して112.50水準を完全突破できるか注目されるが、その場合、次の上値メドは7月に付けた年初来高値の113.15円付近が意識される。
きのうに引き続きユーロの買い戻しが加速。ダウ平均が最高値を更新するなど株式市場は力強い動きが見られており、これまでのリスク回避のドル買いが巻き戻されている。そのような中、リスク選好の円安の動きも活発に出ている状況。ユーロが買い戻され円が売られるという二重の追い風にユーロ円は買いが強まっており一時132.35円付近まで上げ幅を拡大した。
きょうの200日線は131.10円付近に来ているが、きょうの上げでローソク足は200日線の上に来ている状況で突破のサインが出ている。今年は何度か200日線まで戻す動きがみられたが、突破はできていない。果たして今回は本物かどうか注目の動きが出始めている。
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
米中貿易問題はエスカレートしているものの、経済への影響は思ったほどではないのではとの楽観的な見方も市場には広がっている。
ドル円はストップを巻き込んで一気に112.50円水準の突破を試す動きが見られている。112.50円を超えてくると中間期末に絡んだ日本の輸出企業の売りオーダーも大量に観測されている。その売りを吸収して112.50水準を完全突破できるか注目されるが、その場合、次の上値メドは7月に付けた年初来高値の113.15円付近が意識される。
きのうに引き続きユーロの買い戻しが加速。ダウ平均が最高値を更新するなど株式市場は力強い動きが見られており、これまでのリスク回避のドル買いが巻き戻されている。そのような中、リスク選好の円安の動きも活発に出ている状況。ユーロが買い戻され円が売られるという二重の追い風にユーロ円は買いが強まっており一時132.35円付近まで上げ幅を拡大した。
きょうの200日線は131.10円付近に来ているが、きょうの上げでローソク足は200日線の上に来ている状況で突破のサインが出ている。今年は何度か200日線まで戻す動きがみられたが、突破はできていない。果たして今回は本物かどうか注目の動きが出始めている。
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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