<注目銘柄>=フルキャストHD、短期人材ニーズ高まりさらなる上方修正期待も
フルキャストホールディングス<4848.T>は8月末に2712円の戻り高値をつけた後は調整しているが、時価2400円近辺は押し目買い好機とみたい。アルバイトの短期紹介を手掛けるほか、給与計算代行を主要業務とするが、企業の短期人材に対するニーズが高水準で足もとの業績は好調推移している。
慢性的な人手不足を背景に企業は長期派遣で充足していた人材確保が難しくなっている。そのため、1カ月~数カ月の短期派遣で対応する動きが顕在化しており、同社はこれを商機として捉えている。18年12月期の連結業績は営業利益段階で従来予想の50億円から56億2000万円(前期比27%増)に上方修正したほか、好業績を背景に株主還元姿勢も高め、期末配当を従来計画の14円から16円に増額、年間配当は30円で前期実績比4円の増配となる。
下期について会社側は比較的保守的な見通しを立てているが、短期人材派遣のニーズは今後も旺盛とみられ、営業利益はさらなる上振れの可能性を内包する。また、19年12月期についても2ケタの利益成長が有望視されるだけに、中長期スタンスで対処すれば、7月26日につけた年初来高値2948円払拭から3000円大台も視野に入りそうだ。(桂)
出所:minkabuPRESS
慢性的な人手不足を背景に企業は長期派遣で充足していた人材確保が難しくなっている。そのため、1カ月~数カ月の短期派遣で対応する動きが顕在化しており、同社はこれを商機として捉えている。18年12月期の連結業績は営業利益段階で従来予想の50億円から56億2000万円(前期比27%増)に上方修正したほか、好業績を背景に株主還元姿勢も高め、期末配当を従来計画の14円から16円に増額、年間配当は30円で前期実績比4円の増配となる。
下期について会社側は比較的保守的な見通しを立てているが、短期人材派遣のニーズは今後も旺盛とみられ、営業利益はさらなる上振れの可能性を内包する。また、19年12月期についても2ケタの利益成長が有望視されるだけに、中長期スタンスで対処すれば、7月26日につけた年初来高値2948円払拭から3000円大台も視野に入りそうだ。(桂)
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