今週の日経225相場予想 週末にかけて動きが?

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最新投稿日時:2018/08/20 12:30 - 「今週の日経225相場予想 週末にかけて動きが?」(山口哲也)

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今週の日経225相場予想 週末にかけて動きが?

著者:山口哲也
投稿:2018/08/20 12:30

【先週の日経225の動向と今週の主要イベント】

主要経済イベント
先週の日経225(TFX)は小幅反発。トルコ発のリスクオフムードで迎えた週初は22,295円で寄り付き、その後、週間の安値となる22,023円まで下落。その後は、日経225(TFX)は、一時22,443円まで下落するも、その後は、リスクオンとオフにより概ね22,000円から22,600円の間でボラティリティを伴って上下し、22,452円で引けました。

今週の主な経済指標は図のとおりで、23日のFOMCに加え、22日から23日にかけて開催される予定の米中通商協議のゆくえや、23日から25日にかけて米ワイオミング州ジャクソンホールにおいてカンザスシティ連銀主催で開催される年次経済シンポジウムにも注目が集まります。
FOMC議事録公表においては、FEDが9月と12月のFOMCで利上げをおこなうことを示唆した内容となっているかどうか、また、ジャクソンホールの経済シンポジウムでは世界各国の主要な中銀関係者が参加し、発言されるため、その内容に注目です。
なお、現地時間では8月23日(木)午後6時から8月25日(土)午後2時までで、日本時間では8月24日(金)午前9時から8月27日(日)午前5時までとなり、特に注目されているのは、現地時間24日のパウエルFRB議長の基調講演です。

【日経225(TFX) 週足 チャート】

【日経225(TFX) 週足 チャート】
日経225(TFX)の週足チャートです。
先週の日経225(TFX)は、週間の値動きは500円程度ながら、日本時間の夜間でも取引ができることもあって日々のボラティリティが大きく、先週の1日平均の値幅は394円となっています。
今週は、上記のとおり週末から来週にかけてのイベントが多く、トルコをめぐるリスクがとりあえず沈静化していることもあり、目先は動きにくい展開がつづくものと思われます。

今年5月以降の値動きは22,000円から23,000円の間で横ばいとなっていますが、52週移動平均線が上向きで価格が26週移動平均線や52週移動平均線に下支えされていることから、押し目買いのスタンスで臨みたいところです。

【日経225(TFX) 日足 チャート】

【日経225(TFX) 日足 チャート】
日経225(TFX)の日足チャートです。
日足チャートでは、価格が200日移動平均線や一目の各線を上下する保ち合い相場になっていることがわかります。
週足チャートから中長期的なトレンドは上昇と読み取れるため、基本的には22,000円をバックに押し目買いを考えたいところです。



このコメントは弊社テクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
山口哲也
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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