レンジを一段下げた株価。まだ下がる?それとも上がる?【2018/08/20-08/24】

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最新投稿日時:2018/08/18 19:54 - 「レンジを一段下げた株価。まだ下がる?それとも上がる?【2018/08/20-08/24】」(横山利香)

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レンジを一段下げた株価。まだ下がる?それとも上がる?【2018/08/20-08/24】

著者:横山利香
投稿:2018/08/18 19:54

しばらくは逆張りの短期売買で

日経平均株価は8月17日金曜日、2万2,270.38円で取引を終えました。前回「足元はレンジ内での動きが続いている。レンジブレイクまでは、もう間もなくの可能性」と解説しました。
株価は目標株価の範囲程度で下に突っ込んだ一週間でした。

米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックともに下落した後にリバウンドして取引を終えた一週間でした。
ドル円相場はリラが売られた割には小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、足元は2万2,000円を一時的に割り込んだことで、レンジを一段切り下げました。ただし、中長期的な下値支持線で下げ止まり、三角保ち合いの範囲内での推移が続いています。
目標上値は2万2,550円、下値は2万1,800円、それぞれプラスマイナス200円とします。

高金利通貨としてここ数年話題だったトルコの通貨リラが大幅下落したことで、リスク回避の動きが強まり、株式市場は大幅な下落を余儀なくされました。夏休みで閑散としているところでの急落でした。リスク回避の動きがいったん出ると、マーケットが落ち着くまでにはしばらく時間がかかる可能性があります。当面は逆張り戦略の短期売買か、落ち着きを待つ間は銘柄の選別をしてもよいかもしれません。無理に安いからと買う必要もないでしょう。

戻り売りが続いていた東証マザーズ指数も一気に1,000ポイントを割り込み、戻り売りの状況が続いています。出来高は膨らんでいますが、底打ちと判断することは難しい状況です。底打ちまでには時間がかかりそうです。多くの銘柄のチャートが崩れてしまいましたので、基本戻り売りで、相場の落ち着きを待っても遅くはないでしょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想

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