ETF売買動向＝16日大引け、全銘柄の合計売買代金2698億円

　16日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比79.8％増の2698億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同76.0％増の2525億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新高値。ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、上場インデックスファンド新興国債券 <1566> 、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> 、ＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> など30銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ　クオリティ１５０上場投信 <1460> が4.12％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が3.09％高と大幅な上昇。

　一方、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は3.51％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.37％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が12円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1707億6700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1248億900万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が389億7900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が132億8900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が80億3800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が48億8400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が39億1700万円の売買代金となった。

株探ニュース