海運株は軒並み安、業種別値下がり率でトップに売り込まれる◇
日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などをはじめ海運株が軒並み安に売られた。業種別騰落率で33業種中、値下がり率トップ。トルコリラ急落を背景に世界株市場が波乱含みの展開を強いられているが、市場では「トルコ経済の通貨安に伴う悪化が他の新興国にも飛び火することへの警戒感がくすぶる。中国経済減速への懸念も増幅されている」(国内ネット証券)としており、物流需要の停滞への思惑が海運セクターにマイナスに働いている。また、足もとは外国為替市場で1ドル=110円20銭近辺とドル安円高傾向に振れていることで、ドル建て決済の海運各社にとってこれも逆風材料となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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