ドル円は1月8日以来の113円台乗せ
このところFRB要人からイールドカーブのフラット化を懸念するコメントが発せられていましたが、今回、パウエル議長がその点について触れていなかったことから、株高・ドル買いに向かったとの論調。米長期金利は横ばいにも関わらず。
イールドカーブのフラット化は、利上げサイクルの終焉期に見られる状況or景気下降局面に見られる状況と言われているからです。
個人的には首をかしげる動きでしかありませんでした。一般的に相場の最後は走りやすいと言われていますが、今の為替市場は、まさにその状況となっているのかもしれません。
冷静にチャートを確認すると、日足のみならず週足でも買いトレンドが発生しており、現在のドル円は非常に強い買いトレンドと判断できます。
それ故、このところの動きが腑に落ちないからと言って売りから入るのはご法度。
ストップ注文を入れ、相場に素直についていくことが一番かと考えます。そして、1月8日の高値113.36円を明確に上抜けていくのか否かがポイントなりそうです。
今晩、ベージュブックの発表が予定されています。その中で、タカ派的な内容が示されるようだと、もう一段ドル高に進むことになりそうです。