決算プラス・インパクト銘柄 … ネクステージ、ドーン、１ｓｔコーポ (7月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月6日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　シグマ光機 <7713>
　18年5月期の連結経常利益は前の期比46.5％増の15.1億円に拡大し、従来予想の13.1億円を上回って着地。

★No.2　コジマ <7513>
　18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比77.5％増の26.7億円に拡大し、通期計画の40億円に対する進捗率は5年平均の38.7％を上回る66.8％に達した。

★No.3　１ｓｔコーポ <1430>
　18年5月期の経常利益(非連結)は前の期比10.9％増の22.3億円になり、19年5月期も前期比7.3％増の23.9億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7713> シグマ光機 　　ＪＱ 　 +16.83 　　7/ 9　本決算　　　 11.66
<7513> コジマ 　　　　東１ 　 +13.21 　　7/ 9　　　3Q　　　 77.48
<1430> １ｓｔコーポ 　東１　　 +5.12 　　7/ 9　本決算　　　　7.30
<6159> ミクロン 　　　ＪＱ　　 +5.01 　　7/ 9　　　3Q　　　-20.90
<3186> ネクステージ 　東１　　 +3.53 　　7/ 9　　上期　　　 18.70

<2303> ドーン 　　　　ＪＱ　　 +3.47 　　7/ 9　本決算　　　 10.24
<3063> Ｊグループ 　　東Ｍ　　 +2.14 　　7/ 9　　　1Q　　　412.50
<1401> エムビーエス 　東Ｍ　　 +1.94 　　7/ 9　本決算　　　 14.06
<9835> ジュンテン 　　東２　　 +0.42 　　7/ 9　　　1Q　　　-40.33

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース