為替と株の動きがおかしい

堅調な為替市場

日経平均は170円安、マザーズ指数は38ポイント安で1000ポイント割れと日本株は冴えない動きが続いています。特に新興市場は追証の投げが出ている模様です。

それにもかかわらずドル円は110円台前半がサポートされ、欧州序盤はクロス円も堅調です。為替と株のちぐはぐな動きが気になります。

ブルームバーグによると昨晩、ECBの一部の高官が2019年12月まで利上げがないことに対し懸念を示しているとの報道で、ユーロドルは1.1640付近から1.1675付近まで上昇しました

本日も14時過ぎにユーロドルは1.1710付近ユーロ円は129.51まで上昇。ユーロ円の129円超えにストップがあったのかドル円も上昇しました。

今日のユーロの上昇は昨日の報道が蒸し返されたのか、あるいはトリア・イタリア財務相が、通貨同盟は機能不全が多数存在するが、誰もユーロの離脱は望んでないと発言したことも材料になっているのかもしれません。

ユーロ円は129.40.～50に60日EMAが位置しており、ここを抜けられるかポイントです。

◇売買戦略

ユーロと迷ったのですが、売られすぎと思われニュージーランドをロングにしました。
ニュージーランドドルは5日EMAの0.6767付近を上抜け、ディナポリ3*3も0.6750付近でサポートされています。
0.6750付近がサポートできれば、まずは20日EMAの0.6850付近への上昇。
ストップは0.6750抜け、まずは0.6850付近。

ニュージーランド円は5日EMAの75円付近、週間ピボットの75.13を超えられるかどうか注目です。
ディナポリ日足3*3は74.70付近でサポートレジスタンスになっていた74.80付近を上抜けしたので買ってみました。
ストップは74.70抜け、75.00～10を抜けられば週間ピボットのレジスタンスの75.90円、20日EMAの76円付近です。