2期連続の最高益更新見通し
時価総額:237.21億円
PER:10.31倍
PBR:1.82倍
半導体向けリン系製品が主力の工業薬・機械併営企業である。同社では、化成品・機械・電子材料の三部門を主力として“リサイクル、エレクトロニクス、ファインケミカル”の分野をターゲットに事業を展開している。
5月14日に発表した18年3月期の経常利益は前の期比2.0倍の27.1億円に拡大し、11期ぶりに過去最高益を更新。続く19年3月期も前期比3.0%増の28億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しであることからも業績期待の買いを呼び込みやすい。
株価は好調な業績を背景に上昇基調が続いており、7日には2007年10月以来、10年8ヵ月ぶりとなる高値圏に浮上。とは言え、株価バリュエーションはPERから見た割安感もあり、今後は更なる上値追いに期待したい。
10:30追記 某証券会社では同社のカバレッジを新規「A」で開始。昨日に引き続き、注目度も高まっている様子。株価は上場来高値を更新しており、今後も高値追いに期待する。